100均(DAISO)パキポディウム・ラメリーの話

つい先日、近所のDAISOにいったときのこと…。
必要なものを買うついでに、なんとなーく多肉の棚をみていたら


ん?これは…?


「え…パキポディウム売ってますやん…。」
というわけで早速お持ち帰り。


観察してみると、どうやらラメリーっぽい。
別名「夢叶棒」だけど、このトゲトゲの棒のどこからそんなネーミングがついたんだろうか。
下から根っこもはみ出してる。

Pachypodium lamerei
現地だとこんなに大きくなる。
成長スピードは早く、ぐんぐん上に伸びるらしい。


というわけで、根を整理して黒のプラ鉢に植え替え。
今年どのくらい伸びるか楽しみです。

グランカクタスさんに行ってきた!


“サボテンオークション日本”さんを見学したその足で
またもやこちらも有名な”グランカクタス”さんを見学してきました。


グランカクタスさんは日本最大級のサボテン農家さんで、直販も行っています。
以前は福岡でサボテンの通信販売業者として営業していたそうですが
それぞれのサボテンの個性や状態をお客様にみてもらい、直接気に入ったものを選んで欲しいとの思いから
10年ほど前に千葉へ越してきて、直販を始めたそう。
販売は土日のみ行っており、それ以外の日にちは育種と生産のため開放はしていません。


各ビニールハウスにはサボテンや多肉がビッシリ。
まさに日本最大級。


まず中へ入ると、パキポディウムや、様々なコーデックスが並んでいました。
ここには随時海外から届いた植物や新着のものも含め置いてあるそう。


入り口付近にはバスケットにサボテンがゴロゴロと入って売られていたり。
(写真見返して思い出したけど、これ買おうと思ってたのに帰りには無かったな…。)


アガベもいます。(これは買った。)


少し進むとハルオチアのハウス。花芽ビュンビュン。まるでジャングル。


色とりどりの多肉たち!


サボテンのハウスではスタッフさんがメンテナンス中。



美しいタコ系サボテン。量が半端じゃない。


コーデックスハウス。量が半端じゃない。


知らない種類もたくさんあって、ワクワクと混乱がとまりません。


またしても別の場所に大量のアガベ。


ぐるっと回ってまたサボハウス。そしてこの量。
ほんとにそこらの植物園いくよりよっぽどこっちのほうが色々みれます。


販売しているものに関しては色別の札が鉢に刺さっていて、色と価格が対応している仕組み。
わかりやすい。もしくは品種名の札に直接価格が書いてあります。
価格が書いていない、色札が無い鉢もたくさんあるのですが、そんな場合は鉢をスタッフさんに見せれば価格を教えてくれます。
その際、グランカクタスさんは広大なので鉢を持ってウロウロするよりも
写真をスマホで撮っておいて、スタッフさんに見せるのがよさそうでした!


帰りにみた大量の赤玉土。そりゃあこの量使うよなあ。

サボテンオークション日本さんを見学しに行ってきた!

P入り口

“サボテンオークション日本”さんというサイトを御存知でしょうか。
サボテンオークション日本

コーデックス・カクタス好きの間では有名なサイトで、日本の中でも最大級のマダガスカル植物を
栽培しているナーセリー(栽培園)です。

普段はウェブサイト上で、オークション形式で、サボテン・コーデックスを販売していますが
GW中に温室を一般開放するとのことで、見学に行かせていただきました!

作業中
アクセスは千葉県の四街道駅からタクシーで、田園風景を見つつ15分ほどで到着します。

都内からであれば約1時間半程といったところ。
入り口付近の車止めの前ではスタッフの方々が、土を配合するなどの作業中。


その片端には実生のパキポディウムが大量に!こんな量みたことない。早速ワクワクが止まりません!


少し奥へ進むと、事務所があります。無断で入っていくのではなく、必ず事務所にいる方に一声掛けましょう。
※実際どうしたらいいかわからず、入り口付近でウロウロしていたところ、とても丁寧に対応していただきました。


温室は全てで7棟あるそうです。立ち入り禁止の温室もあります。
わたしが伺った際は販売はしておらず、あくまでご厚意で見学用にいくつかの温室が開放されてました。
立ち入り禁止の区域には立ち入らないよう注意しましょう。


早速温室の中へ入ると大きなグラキリスがいくつも!


5月の初旬に伺いましたが、温室内の温度は29℃ほどで、見学していると汗が止まらなくなるほど…。
なかには35℃近い温室もありました。また意外と温室は湿度が高く、モワッとした状態。
鉢の中に苔が生えているものも多く見られました。パキポは湿度ダメと聞きますが、根腐れとか大丈夫なんですかね。


この緑の枝の部分は今年成長した分なのでしょうか…。温室(ビニールハウス)スゲー…。


別の温室には大量の恵比寿笑いが…。こんな量を一回でみることは無いので感覚がおかしくなってきました。


サボたちも大量に。

6号棟
そして一番驚いた6号棟がこちら!


どーん!!


大量のコーデックスがズラッと…。日本のマダガスカルは千葉にあったんや…(錯乱)
高級コーデックスがこれだけあると目が眩みます。しかもどの個体もとっても状態が良好です。
これ全部で一体いくらやなんでしょう…。


センナ!!酔いそう。


ユーフォルビア…ため息が出るほど美しい…。


ユーフォルビア・ノーザンマダガスカル、嗚呼、、喉から手が出るほど欲しい…。


温室の外ではパキポディウムの種取りをしていました。
こうやってとるんだ…初めて見ました。。


これが花芽。ここからもう少し種が膨らんで綿毛とともに種が飛び散るそうです(花芽に掛けてあるネットは飛び散り防止)
いろいろ詳しく教えていただき勉強にもなった訪問でした!
輸入規制がどうなるかという問題もあり、ハウスものの販売は一旦取り止めているが、今後の状況次第とのこと。
愛好家としては残念ですが、現地の環境を守るためにはある程度仕方のない部分ですね。

また遊びに行こうと思います、ありがとうございました!!

グランカクタス訪問編へ続く。

益子陶器市2019に行った話

今年のGWはなんと10連休でした。
暇を持て余すのもなんなのでGWの5月28日から29日にかけて益子市で行われている
益子陶器市に行ってきました。

陶器市の様子

益子で開催される陶器市は今年で103年目の歴史があるらしく、思ったより超大規模でびっくり。
一日掛けて回っても見きれないくらいの作家さんの展示がありました。

基本的に「かまぐれの丘」という若手作家さんの作品が集まるゾーンが面白いと事前に
Twitterで複数の知り合いから聞いていたので、早速そこへ向かいました。

やっぱり若手の作家さんの作品は新しいことに挑戦していたり、今までに見たことのないような色の
釉薬を使った作品が多かったりでとっても楽しめました。

その中で今回購入したのは下の4人の作家さんの作品。

鳥居さん1
鳥居さん2
鳥居あいさんの作品は、内側にかかったレモンイエローの釉薬が特長。
人気の作家さんで、わたしたちが行った2日目にはほとんど完売でしたが、なんとか酒器を2つだけ購入できました。

村上さん1
村上さん2
村上祐仁さんの青い器は、陶器市に着いてすぐ、かまぐれの丘で見つけた作品です。
NYや東京だと三越にも出展があるそう。他の器も素敵で欲しかったのですが、一度その場を離れて
戻ってきたときにはもうなく…。また9月に東京で出展があるそうなのでそこで追加で購入しようかと思っています。

田代さん1
田代さん2
田代倫章さんの器は、外側の白くザラザラとした土の質感と、内側の引き締まった黒のコントラストが
とてもソリッドかつ男性的な印象を受ける器です。内側には金属光沢のような斑点もありアクセントになっています。

中村さん1
中村さん2
中村恵子さんのオリーブグリーンの平皿は、とても日常使いしやすそうな印象です。
毎日の暮らしの中で、とても馴染みやすそうで肩肘はらずに日常使いできる器というのは
案外貴重かもしれません。

カレー
そんな感じでたくさんの作家さんと素敵な出会いもあり
お昼にはカレーを食べてビールを飲みながら一日プラプラとしながら、器をみて
とっても楽しい一日になりました。

pejete
その後陶器市の会場の近くにあるpejiteというオシャレな高感度ショップに立ち寄ると
陶器市で買った中村愛子さんの作品が置いてあったりして、「自分の目利きは間違ってなかったな!」
と大満足なのでした。

眠り猫

翌日は日光に一泊して、眠り猫を見るなどしてとっても文化的な、GWの小旅行でした。